この記事では、ら行の指文字「ら・り・る・れ・ろ」の表現を解説します。
覚え方も説明するので、初心者の方にも分かりやすい内容になっています。
指文字とは
指文字とは50音をそれぞれ片手で表す方法です。
固有名詞や新しい言葉など、手話表現がないものを表すときに用います。
初心者の方は手話が分からないときに指文字で代用して表すのによく使います。
ら
表し方
人さし指と中指と薬指をのばした状態で上に向ける。人さし指が前に来るように中指に重ねる。残りの指は握っている。手のひらを相手に向ける。
覚え方
アルファベットの小文字の「r」を表す。
指がつりそうになりますが、慣れれば意外と大丈夫です。
やれる範囲でやりましょう。
り
表し方
動きのある指文字です。
人さし指と中指をのばし、指先を相手に向ける。カタカナの「リ」を書くように斜め上から反対の斜め下に向かって弧を描くように動かす。
覚え方
カタカナの「リ」です。
る
表し方
親指、人さし指、中指を上にのばす。残りの指は握る。手のひらを相手に向ける。
覚え方
カタカナの「ル」です。
れ
表し方
人さし指、中指を上にのばす。残りの指は握る。手のひらを相手に向ける。
覚え方
カタカナの「レ」です。
ろ
表し方
人さし指と中指をかぎ型に曲げる。残りの指は握る。小指側を相手に向ける。
覚え方
カタカナの「ロ」の一部です。
まとめ
指文字「ら・り・る・れ・ろ」の表し方を解説しました。
この記事と同じように1日5個ずつ覚えていけば、1か月後には、濁音(「が」など濁るもの)、拗音(小さい「や」など)も含めたすべての指文字をマスターできます。
冒頭でもお伝えしましたように、指文字を知っていると、分からない手話があったときに代用できるので便利です。
まずは指文字マスターを目指してみましょう。