この記事では、家族に関する手話の表現方法を解説します。

手話で家族を表現してみよう

それでは、ひとつずつ手話表現を紹介していきます。

家族

表し方その1
片手は小指を相手側に向けて斜めに倒す。(屋根の半分を表す)
反対の手は親指と小指を立てる(指文字「や」と同じ形)
「や」にした小指を屋根の小指側に付けて、半円を描くようにして親指を屋根の親指側に付ける。

表し方その2
片手は小指側を相手に向けて斜めに倒す。(屋根の半分を表す)
反対の手は親指と小指を立てる(指文字「や」と同じ形)
「や」にした方の手を屋根の下で振る。(「人々」の手話)

どちらも、家の中に男女がいるという意味で、家族を表しています。

表し方1は最近の表し方で、これから勉強する人は、こちらの表現で教えてもらうことが多いと思います。
表し方2は昔からある表し方で、私を含め以前に勉強した人は、こちらの表現で教えてもらった人が多いと思います。
この記事を書いている時点では、まだ表し方2の方が伝わりやすい感じがします。

表し方
手を肩にあててから、親指を立てる。

親指で男性を表します。

表し方
手を肩にあててから、小指を立てる。

小指は女性を表します。

息子

表し方
親指を立て、お腹からななめ下に出す。

お腹から出てきた男、つまり息子ですね。

表し方
小指を立て、お腹からななめ下に出す。

お腹から出てきた女、つまり娘ですね。

まとめ

今回は家族、特に創設家族(自分で作った家族)に関する手話の表現方法を解説しました。
こちらの記事では生育家族(生まれ育った家族)に関する手話の表現方法を解説していますので、あわせて見てみてくださいね。