この記事では、指文字の練習方法を3つ紹介します。
せっかく覚えた指文字。ただ覚えただけじゃなく、スムーズに表現できるようになりたいですよね。
このブログでも「あ行」から順に紹介しましたが、ほとんどの方は「あ」から順に指文字を覚えたと思います。
そうすると、実際に指文字を表現する際に、「あ」から順に思い出さないと表現できないという悲劇が起こります。
私も最初はそうでした。
なので、スムーズに表現するポイントは「指文字をランダムに表現することに慣れる」に尽きます。
私のおすすめの指文字練習方法は

  • 指文字の街
  • 指文字ソング
  • 指文字日記

こちらの3つです。
これだけでは何のことか分かりませんね。
それでは、一つずつ解説していきます。

【指文字の練習方法1】指文字の街

これは、目に映る文字をとにかく指文字で表現することです。
家の中は文字が少ないかもしれないので、外出時がおすすめです。
電車の広告や街の看板などを片っ端から指文字で表現していきます。
「ランダムに指文字を表現することに慣れる」ための最適なトレーニングです。
ただ、外で指文字をするのはちょっと…という方は、大きめのトートバッグを肩から掛け、その中に手を入れてしまいましょう。
バッグの中で指文字を表現すれば、他人の視線は気にならなくなります。

【指文字の練習方法2】指文字ソング

これは、歌の歌詞を指文字で表現することです。
ある程度指文字を表現できるけど、さらにスピードを上げたいという方におすすめです。
最初はゆっくりな歌がいいと思いますが、自分の好きな歌のほうがテンション上がります。
歌のリズムに合わせて歌詞を指文字でテンポよく表していきましょう。
慣れてきたら少しずつテンポの速い曲にもチャレンジしていくとさらにスピード感を増すことができます。

【指文字の練習方法3】指文字日記

これは、今日の出来事を指文字で表すことです。
自分の言いたいことを考えながら、指文字をランダムに表現するというトレーニングです。
実際に指文字を表現する際は、固有名詞や手話表現を知らない単語を表したいと頭で考えながら、指文字を思い出しつつ、表現するという3つの脳の働きが同時に行われます。
なので、この練習方法が一番実践に近いかなと思います。

まとめ

スムーズに指文字を表現するための練習方法を3つ紹介しました。

  • 指文字の街
  • 指文字ソング
  • 指文字日記

これらを続け、「指文字をランダムに表現することに慣れる」ことができれば、すらすら指文字を表現できるようになりますよ。
ちなみに、私はこの3つを1か月ほど続けると、かなりスムーズに表現できるようになりました。

参考になれば幸いです。