こんにちは、マリーです。
これから手話を勉強するにあたり、まずはあいさつの手話から覚えたい人が多いと思います。
あいさつの手話の中ででよく使われているものを、私の経験から3つに絞って紹介します。
この記事を書いている私は、手話歴17年の手話学習者です。
あいさつの手話「ありがとう、初めまして、よろしくお願いします」を覚えよう
タイトルの通り、その3つとは「ありがとう、初めまして、よろしくお願いします」です。
それでは、ひとつずつ説明していきます。
ありがとう
やり方
- 小指側を下、指先を前に向けて、床と垂直の手で、もう一方の手の甲に軽く当ててから少し上に上にあげる。
相撲の手刀のイメージです。
とてもよくつかわれる手話で、知っている人も多いのではないでしょうか。
手をもう一方の手の甲にあてる回数が1回の人と2回の人がいますが、どちらも意味は同じです。
敬語表現や感謝の度合いが高い意味でつかわれる「ありがとうございます」も基本的には同じ表現方法です。
手をもう一方の手の甲にあてるまでを少しゆっくり表現することで深い感謝の意を表現することができます。
「ありがとう」を表現する際は、頭を下げながら手話をする人もいると思います。が、表情が見えないと、相手は不安になるケースが多いので、頭の下げすぎに注意しましょう。
初めまして
やり方
- 指先横手のひら下で床と平行にした手に、指先を重ねるようにしてもう一方の手を乗せる。
- 上の手を上に上げながら、人さし指を残して残りの指はすぼめる
- 軽く会釈する
「初めて」という手話の後に軽く頭を下げることで「初めまして」の意味になります。
頭を下げる代わりに「会う」という手話を使う場合もあります。
あいさつといえば「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」というイメージですが、人によって活動時間が違います。
初めましてのあいさつは時間を問いませんし、誰と会う時でも必ず初対面のタイミングというのはありますので、「はじめまして」を覚えていた方が便利だと思います。
よろしくお願いします
やり方
- グーにした手の親指側を鼻の前から、さらに前に出す。<良い>
- グーにしていた手を開き、さらに前に出しながら、頭を軽く下げる。<お願い>
「よい」と「お願い」の手話を組み合わせて表現します。
「はじめまして」とセットで使われることが多いと思います。
まとめ
今回はあいさつの手話3つ「ありがとう、はじめまして、よろしくお願いします」を紹介しました。
これをきっかけに他の手話も覚えてもらえたら嬉しいです。