手話で自己紹介したい人のために、まずは名前を伝える表現を紹介します。
この記事を書いている私は、手話歴17年の手話学習者です。

手話で自己紹介「私の名前は○○と言います」

この記事を読むと手話で「私の名前は○○と言います」と表せるようになります。
手話表現は「私」「名前」「○○」「言う」の手話を順番に表します。
「○○」はあなたの名前の部分です。
別の記事で紹介した「指文字」を使いましょう。
苗字は漢字(手話)で表すこともできますが、すべてを紹介するとキリがないので、とりあえず指文字で表してください。
代表的な名字は、また別の記事で紹介していこうと思います。
私【の】名前【は】など、助詞にあたる部分は基本的に手話で表現しません。
それでは、ひとつずつ手話表現を紹介していきます。

表し方
人さし指で自分を指す。さす場所は自分の胸のあたりでも鼻の前でも構いません。
ジェスチャーでも使いますね。分かりやすい表現だと思います。

名前

やり方
2通りあります。
A:片手の親指を立てて、他方の手を方の前あたりで広げ、立てた親指の先をてのひらの中心に当てる。
B:親指と人さし指で輪を作り、他の指はのばしている。その形の手を手とは反対側の胸の前に当てる。

Aは拇印を押す様子、Bは名札を表しています。
なお、東日本では主にA、西日本では主にBが使われます。

言う

表し方
人さし指を立て、ほかの指は握る。その手を口の前から前に出す。
口から言葉が出る様子を表しています。

まとめ

今回は自己紹介の手話「私の名前は○○です」の表現を解説しました。
初対面の相手との会話では、ほとんどと言ってもいいぐらいに名前を名乗ることになりますので、ぜひ覚えましょう。