この記事では、大きな数字の手話「十、百、千、万、億」の表し方を解説します。
前回の記事で紹介した「1、2、3、4、5、6、7、8、9」の表現と組み合わせて表現します。

「十、百、千、万、億」の手話表現

大きな数字の手話を覚えると、一気に手話の単語数が増えます。
このブログを読み終えたころには数字の1から999,999,999,999(9999億9999万9999)までを手話で表すことができるようになります。
つまり999,999,999,999(9999億9999万9999) 通りの手話表すことができるようになりますね。
私はこの手話表現を覚えたときに、ものすごくたくさんの手話を知ってる人になった気分を味わえました。
では、一つずつ解説していきます。

表し方
数字の手話の指先を第2関節から曲げる。
1から4は表し方が2通りありましたが、指先が上を向いている方を使ってください。
50を表すときは、のばしている親指の先が上に来るように向きを変えてください。
1の手話の指先を曲げれば10、2の手話の指先を曲げれば20の意味になります。

表し方
数字の手話の指先を上にはね上げる。
1から4は表し方が2通りありましたが、指先が横を向いている方(漢数字)を使ってください。
1の手話の指先をはね上げれば100、2の指先をはね上げれば200の意味になります。

表し方
数字の手話で漢数字の「千」を書くように手を動かす。
1から4は表し方が2通りありましたが、指先が横を向いている方(漢数字)を使ってください。
1の手話で千を書けば1000、2の手話で千を書けば2000の意味になります。

表し方
てのひらを相手側に向け、親指が下と残りの4指が上になるように指先をつける。
数字の手話を表しながら、新たな動きを加えた「十、百、千」とは違い、バラバラに表します。
1の手話をしてから万の手話をすることで10000、2の手話をしてから万の手話をすることで20000の意味になります。

ちなみに、10万、100万、1000万の表し方はそれぞれ10+万、100+万、1000+万のように組み合わせて表現します。

表し方
てのひらを相手側にむける。指先を開いた状態からすべての指を握る。その時に少し手前に引く。
1の手話をしてから億の手話をすることで1億、2の手話をしてから億の手話をすることで2億の意味になります。

ちなみに、10億、100億、1000億の表し方はそれぞれ10+億、100+億、1000+億のように組み合わせて表現します。

まとめ

数字の手話「十、百、千、万、億」の表現方法を解説しました。
この5つの手話と、1から9までの手話を組み合わせることで何通りもの手話を覚えることができたと思います。
参考になれば幸いです。