こんにちは、マリーです。
初めて手話を勉強する人は何から始めたらいいか分かりませんよね。
これさえ覚えたら、最低限のコミュニケーションは何とかなる手話3つを紹介します。
この記事を書いている私は、手話歴17年の手話学習者です。
まずは「分かる、分からない、何」を覚えよう
タイトルの通り、その3つとは「分かる、分からない、何」です。
それでは、ひとつずつ説明していきます。
分かる
やり方
- 指先を横に向けた手のひらを胸の上に当てる。
- そのまま少し下に下げる
物事が飲み込めた様子を表します。
手話を使う人があなたに何かを伝えたいとき、あなたがその人の話を理解しているのか、していないのか、それが伝わらないとその人はどうしていいか分かりません。
まずは分かる、分からないを伝えましょう。
全く手話が分からないのに「分かる」時なんてあるの?と思うかもしれませんが、書いたりジェスチャーをしたりして伝えてくれた場合、分かる場合もあると思います。
あなたがその内容を理解できれば「分かる」という手話で答えましょう。
そうすれば、相手は話を進めることができます。
分からない
やり方
- 手のひらを自分に向けた手を肩にあてる(手と肩は同じ方でします。右利きの人は右手を右肩にあてる)
- その手を上に向かって2回ほど軽く払う
物事が飲み込めなかった様子を表します
理由は「分かる」と同じです。
相手の話が「分からない」ことを伝えることができれば、伝え方を変えるなど、何らかの方法をとることができます。
とっさに首を振ったりバツ印を作りたくなるかもしれませんが、それでは内容を理解した上で否定していると受け取られかねません。
何
やり方
- 人さし指を立て他の指は握った手を体の前に出す
- その手を左右に2回ほど振る
何?という疑問の表情も大切です。
あなたが手話で何かを伝えたいけれど、その手話が分からない時に使います。
これは別の記事で紹介する指文字(50音を指で表す方法)と組み合わせて使うと便利です。
「指文字+何」の表現で、あなたが知りたい手話を教えてもらいましょう。
まだ指文字を覚えていない場合は、手話を知りたい物を指さす、もしくは単語を書いた後に「何」の手話を表しましょう。
あなたが一回で読み取れかなった場合、「何」をもう一度使ってみると、もう一度表してくれると思います。
「もう一度」「ゆっくり表してください」という手話はありますが、また別の記事で紹介します。
まとめ
今回は最低限のコミュニケーションが取れる手話3つ「分かる、分からない、何」を紹介しました。
これをきっかけに他の手話も覚えてもらえたら嬉しいです。