この記事では、手話で家族を紹介するときの表現方法を解説します。
手話で家族を紹介してみよう
この記事では、家族を手話で説明するときの語順や方法を解説します。
それぞれの手話表現(単語)はこちらの記事をご覧ください。
【例文】私の家族は父と母と私の3人です
表し方
「私」「家族」「父」「と(1)」「母」「と(2)」「私」「の(3)」「3人」
この語順で表します。
「私」「家族」「父」「母」の単語の説明は上の項目で紹介した記事で確認してください。
家族の単語を順番に表すだけではなく、「いま何人目を紹介してるのか?」を明確に表現することがポイントです。
例えるなら、表(図)にして伝えるようなイメージでしょうか。
タイトル『私の家族』
1 | 父 |
2 | 母 |
3 | 私 |
計 | 3人 |
これが音声言語にはない、手話の奥深さというか、魅力ですね。
まさに「見る言語」らしい表現ですね。
手話を勉強すればするほど、このような図に書いたような表現にたくさん出会います。
慣れないうちは混乱すると思いますが、焦らず学んでいきましょう。
17年ほど勉強してきた私もまだまだ勉強中です。
と(1)
表し方
利き手ではない方の手で「一(漢数字)」の手話をする。
利き手の人さし指と、利き手ではない方の人さし指の先を合わせる。
表し方
利き手ではない方の手で「一(漢数字)」の手話をする。
利き手の人さし指と、利き手ではない方の人さし指の先を合わせる。
「一」を指さすことで、「1つ目(今回は1人目)」の話をしていることを表す。
と(2)
表し方
利き手ではない方の手で「二(漢数字)」の手話をする。
利き手の人さし指と、利き手ではない方の中指の先を合わせる。
「二」の2本目の指(中指)を指さすことで、「2つ目(今回は2人目)」の話をしていることを表す。
の(3)
表し方
利き手ではない方の手で「三(漢数字)」の手話をする。
利き手の人さし指と、利き手ではない方の薬指の先を合わせる。
「三」の3本目の指(薬指)を指さすことで、「3つ目(今回は3人目)」の話をしていることを表す。
3人
表し方
「の(3)」の項目で説明した、利き手ではない方の手で表した「三(漢数字)」は動かしません。
利き手を薬指の先から外し、胸の前あたりの空間で「人」という漢字を書きます。
数字の手話が分からない人はこちらからどうぞ。
まとめ
今回は少し難易度が高かったかもしれませんが、家族を紹介する方法を紹介しました。
4人でも同じように表現していきます。
参考になれば幸いです。