この記事では、数字の手話「1・2・3・4・5・6・7・8・9」の表し方を解説します。

数字の手話表現を覚えるととても便利

数字の手話を覚えると、時間や日付を表したり、値段を表したりと、表現の幅が広がります。
指文字の次ぐらいにぜひ覚えておいてほしいです。
では、一つずつ解説していきます。

表し方
二通りあります。
A:人さし指をのばし、上に向ける。残りの指は握っている。指の腹を相手に向ける。
B:人さし指を伸ばし、横に向ける。残りの指は握っている。手の甲を相手に向ける。

覚え方
数字の1、もしくは漢数字の一です。

表し方
二通りあります。
A:人さし指と中指をのばし、上に向ける。残りの指は握っている。指の腹を相手に向ける。
B:人さし指と中指を伸ばし、横に向ける。残りの指は握っている。手の甲を相手に向ける。

覚え方
数字の2、もしくは漢数字の二です。

表し方
二通りあります。
A:人さし指と中指と薬指をのばし、上に向ける。残りの指は握っている。指の腹を相手に向ける。
B:人さし指と中指と薬指を伸ばし、横に向ける。残りの指は握っている。手の甲を相手に向ける。

覚え方
数字の3、もしくは漢数字の三です。

表し方
二通りあります。
A:親指を根元から折り、残りの4指を上に向ける。指の腹を相手に向ける。
B:親指を根元から折り、残りの4指を横に向ける。手の甲を相手に向ける。

覚え方
数字の4、もしくは漢数字の四です。

表し方
親指以外の4指を握る。親指は横にのばす。手のひら側を相手に向ける。

覚え方
ソロバンの五玉を表しています。

表し方
親指は上に、人さし指は横にのばす。残りの指は握っている。手の甲側を相手に向ける。

覚え方
手をソロバンに例えています。五玉と1で合計6です。

表し方
親指は上に、人さし指と中指は横にのばす。残りの指は握っている。手の甲側を相手に向ける。

表し方
親指は上に、人さし指は横にのばす。手の甲側を相手に向ける。

覚え方
手をソロバンに例えています。五玉と2で合計7です。

表し方
親指は上に、人さし指と中指と薬指は横にのばす。小指は曲げている。手の甲側を相手に向ける。

覚え方
手をソロバンに例えています。五玉と3で合計8です。

この手話が苦手な方、多いと思います。
別の記事で 数字の8がうまく表現できない人はどうすればいいか解説しています。

表し方
親指は上に、残りの指は横にのばす。手の甲側を相手に向ける。

覚え方
手をソロバンに例えています。五玉と4で合計9です。
指文字「9」と同じ表現です。

まとめ

数字の手話「1・2・3・4・5・6・7・8・9」の表現方法を解説しました。
特に「1・2・3・4」は聞こえる人も普段使うことがある表現なので、比較的スムーズに覚えることができたのではないでしょうか。
参考になれば幸いです。